So-net無料ブログ作成
検索選択

MC9S08JS8 をUSBにつないだ [HCS08]このエントリーを含むはてなブックマーク#

2729707

MC9S08JS8には、4KiB の "Bootloader ROM" が搭載されていて、モードによってブートローダが起動する仕掛けになっています。 ブートローダを動かすぐらいなら、何とかなるだろう。

部品の追加

まずは、ハードウェアを整えます。

  • 前回の記事でも書いたように、12MHzのセラロックを取り付けています。
  • 変換基板に搭載したUSBコネクタを33Ωの抵抗を解して接続しました。
  • 7番ピンの/BLMS端子に2Pヘッダを取り付けて、ジャンパでプルダウンできるようにしました。

電源は、バスパワーではなく、従来どおりのNi-MH電池です。

Windows XP SP3 で試す

MC9S08JS8 を USB デバイスとして認識させるには、デバイスドライバが必要です。 DEMO9S08JS16 評価ボードの製品ページDownload タブの中に Bootloader_GUI.zip という名前の ZIP ファイルが並んでいます。 デバイスドライバと GUI アプリケーションは、 この ZIP ファイルに含まれています。

WS000356.png

インストーラを起動すると、途中でこんなダイアログが表示されて、インストールが中断されました。 このGUIアプリケーションは、"WinUSB"という仕組みを使っています。 "WinUSB"は、"Vista"では標準装備らしいのですが、"Windows XP"では、ダイナミック・リンク・ライブラリが必要です。 必要なダイナミック・リンク・ライブラリは、もちろんインストール・パッケージに含まれてはいるのですが、それが Windows XP SP2 には対応するけれど Windows XP SP3 には対応していないためインストールが中断されたものと思われます。


WS000354.png

「デバイスドライバが無くても、USBデバイスとして認識ぐらいするだろう。」と思い、つないでみた結果が、この画面です。 "JS8" というデバイスがつながっていて、 VID=15A2, PID=0038 であることがわかります。

デバイスとしては認識されたのだけど、ここから先に進むことができません。

Windows XP SP2 で試す

仕方がないので、 Windows XP SP2 のデスクトップPCで GUI をインストールしました。 オペレーティング・システムが「こんなソフトウェア、入れても大丈夫か?」と何度もきいてきましたが、構わずインストールを続行しました。

WS000246.png

インストールの結果、出てきたアプリケーションが、これです。 背景の画像と各コンポーネントの位置が合っていないので、非常にダサイのですが、まあ使えそうです。 本当にこんなGUIは必要なのか?


WS000247.png

MC9S08JS8をハブを介してPCに接続し、電源を入れると、地味に「JS8がつながった」という表示がでてきます。 どうやら、アプリケーションから無事に認識されているようです。


WS000248.png

デバイスマネージャで確認すると、"WinUSB"関連のデバイスドライバが関連付けられている事がわかります。

アプリケーションを書き込んでみる

ブートローダの動作が確認できたので、ブートローダ経由でプログラムを書き込んでみます。 使用したのは、 ProcessorExpert を駆使して作った、 LED ピカピカ・プログラムです。 でも、前回のプログラムとは違います。 今回のプログラムでは、LEDの点灯パターンが変化していきます。

プログラムは、普通に CodeWarrior で作成することができます。 ブートローダで書き込むことだけを目的としているので、 "Debug" を選択する必要はありません。 逆に言うとこの環境ではデバッグはできません。 プロジェクト・アーカイブは、このリンクを "JS04.zip" という名前で保存すると再現できます。

プロジェクトを "Make" すると、 S19 ファイルが出来上がります。 デフォルトの状態では、プロジェクトディレクトリの "bin" ディレクトリの中に "Project.s19" というファイルができるはずです。 このファイルを GUI の左の枠の中に指定します。

WS000249.png

以上で準備完了です。 画面中央の "Commands" のところに並んだボタンを "Mass Erase" "Program" "Reset" の順番にクリックしていくと、あっという間にプログラムが書き込まれて、LEDの点滅が始まります。


以上、USBでつながるけれど、USBは全く使わないプログラムの作成でした。 そろそろ、回路図を書かなきゃ。

参考文献

USBコネクタの信号線を確認しました。

USBハード&ソフト開発のすべて―USBコントローラの使い方からWindows/Linuxドライバの作成まで (TECHI―Bus Interface)

USBハード&ソフト開発のすべて―USBコントローラの使い方からWindows/Linuxドライバの作成まで (TECHI―Bus Interface)

  • 作者: インターフェース編集部
  • 出版社/メーカー: CQ出版
  • 発売日: 2006/07
  • メディア: 単行本

nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0)  このエントリーを含むはてなブックマーク#

nice! 0

コメント 2

たけまろ

和を感じるデモでした。
by たけまろ (2009-04-18 10:49) 

noritan

知は感じられないか。
by noritan (2009-04-25 08:39) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。